第2回セッションで寄せられたご意見

 第2回セッションの傍聴者の方を対象に行ったアンケートのうち、自由記述でいただいたご意見&感想の概要をご報告いたします。

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傍聴者からの意見〜アンケート記述から

≪セッション自体について≫
・発表者の時間を少し短くして、意見を交わす時間を増やした方がよい。
・まさに街角"往来"の脇でやることは、これまでよりも一歩踏み込んだやり方で感心いたします。けれども発表の内容は、しっかり聞かなければならないものでした。道往く人々を立ち止まらせる"俗耳に届ける"工夫がまだ要るように思えます。(それでも立って聞いた人もいるのでしょうが)
・マイクの音が椅子を置かれた位置から離れると聞き取れないほど小さくなります。立ち止まって"聞く"というのは、一定の意志を要するアクションです。"通り過ぎる"と"座って聞く"の中間に対応する道具があればいいかと思います。(立ったままでもひじを突けるバーのようなものとか)

≪セッションの討議内容について≫
・観光する人の自転車ユーザーの話が多かったのですが、実際に自転車を停めている人は地元の人とかがほとんどなので、その辺の討論が見たかった。
・いろいろなアイデアが提案されていて面白かったです。
・1箇所でもモデル的に徹底して取り組めば、突破口が見つかるという意見には納得しました。

≪セッションへの要望≫
・オーディエンスが質問や意見を言うことを希望

≪駐輪場整備について≫
・市のアクションプログラムの駐輪場整備助成の台数制限を10台〜とかに下げた方が、今日の1つ目のプレゼンにあったような小さい駐輪場を作りやすいと思う。
・発言にあった通り、2段分設置しても使うのは下の段だけだろうし、そうなると1箇所20台になって対象からはずれてしまう。
・附置義務対象を都心部の施設全てにして、共同で設置してもらうようにすればよいと思う。

≪駐輪場料金について≫
・自転車利用者の受益者負担について。快適に、自分勝手に利用している人達に駐輪場の負担ぐらい求めてもよいのでは。「無料だから、でないと駐車場に預けないですよ」と社会実験の際に答えが返ってきた。(これが関西共通である。)
・今後は、便利さを求める人は、負担が伴うのだ、の啓発を始めたいものです。

≪走行環境について≫
・今後、自転車走行スペース付の歩道を整備するときは、そのスペースと同じくらいの高さに整備してもよいと思う。

≪マナーについて≫
・不法駐輪、わがまま走行、歩行者に心配りしない関西人共通のものがある。ルールを守り、マナーをアップするための取組が急務ではないか。
・京都の路上駐輪は多いし危ないし、本当に減ってほしいです。

≪その他意見≫
堺市の自転車まちづくり市民の会は本年度中に骨子をまとめ、仮称「自転車アカデミー」にランクアップして行政(土木・教育委員会)と協働して活動の場を広げていく予定。特に、高齢者向け交通安全とマナーアップの老人クラブ対象の教材作製予定。
・市民条例をお作りになりませんか。
・自転車問題に留まらず、歩行者のわがまま歩行を含んで近畿共通の「条例づくり」もこの機会に考えたいものですが、いかがでしょうか。