8月25日、第3回セッション開催

8月25日(月)午後4時から、ゼスト御池河原町広場において、第3回「自転車・京都街角セッション」を開催します。ぜひお立ち寄り下さいませ!

■第3回 平成20年8月25日(月)午後4時〜

プレゼンター

  近藤 淳也  「会社経営者&自転車イベント主催者から見た京都の自転車環境改善」
  谷口 忠大  「チャリンコベースで快適自転車都市」

第2回セッションで寄せられたご意見

 第2回セッションの傍聴者の方を対象に行ったアンケートのうち、自由記述でいただいたご意見&感想の概要をご報告いたします。

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傍聴者からの意見〜アンケート記述から

≪セッション自体について≫
・発表者の時間を少し短くして、意見を交わす時間を増やした方がよい。
・まさに街角"往来"の脇でやることは、これまでよりも一歩踏み込んだやり方で感心いたします。けれども発表の内容は、しっかり聞かなければならないものでした。道往く人々を立ち止まらせる"俗耳に届ける"工夫がまだ要るように思えます。(それでも立って聞いた人もいるのでしょうが)
・マイクの音が椅子を置かれた位置から離れると聞き取れないほど小さくなります。立ち止まって"聞く"というのは、一定の意志を要するアクションです。"通り過ぎる"と"座って聞く"の中間に対応する道具があればいいかと思います。(立ったままでもひじを突けるバーのようなものとか)

≪セッションの討議内容について≫
・観光する人の自転車ユーザーの話が多かったのですが、実際に自転車を停めている人は地元の人とかがほとんどなので、その辺の討論が見たかった。
・いろいろなアイデアが提案されていて面白かったです。
・1箇所でもモデル的に徹底して取り組めば、突破口が見つかるという意見には納得しました。

≪セッションへの要望≫
・オーディエンスが質問や意見を言うことを希望

≪駐輪場整備について≫
・市のアクションプログラムの駐輪場整備助成の台数制限を10台〜とかに下げた方が、今日の1つ目のプレゼンにあったような小さい駐輪場を作りやすいと思う。
・発言にあった通り、2段分設置しても使うのは下の段だけだろうし、そうなると1箇所20台になって対象からはずれてしまう。
・附置義務対象を都心部の施設全てにして、共同で設置してもらうようにすればよいと思う。

≪駐輪場料金について≫
・自転車利用者の受益者負担について。快適に、自分勝手に利用している人達に駐輪場の負担ぐらい求めてもよいのでは。「無料だから、でないと駐車場に預けないですよ」と社会実験の際に答えが返ってきた。(これが関西共通である。)
・今後は、便利さを求める人は、負担が伴うのだ、の啓発を始めたいものです。

≪走行環境について≫
・今後、自転車走行スペース付の歩道を整備するときは、そのスペースと同じくらいの高さに整備してもよいと思う。

≪マナーについて≫
・不法駐輪、わがまま走行、歩行者に心配りしない関西人共通のものがある。ルールを守り、マナーをアップするための取組が急務ではないか。
・京都の路上駐輪は多いし危ないし、本当に減ってほしいです。

≪その他意見≫
堺市の自転車まちづくり市民の会は本年度中に骨子をまとめ、仮称「自転車アカデミー」にランクアップして行政(土木・教育委員会)と協働して活動の場を広げていく予定。特に、高齢者向け交通安全とマナーアップの老人クラブ対象の教材作製予定。
・市民条例をお作りになりませんか。
・自転車問題に留まらず、歩行者のわがまま歩行を含んで近畿共通の「条例づくり」もこの機会に考えたいものですが、いかがでしょうか。

第2回セッションのダイジェスト(2)

■「観光から見た京都の自転車環境」 
・自転車登録台数の推移
 モータリゼーションの急速な普及。1960年には1000万台→2007年には8000万台
 自転車はプラス500万〜1000万台の台数 2000年は9000万台

京都市(観光)交通政策の歴史
 1973年マイカー観光拒否宣言
 1978年市電全廃 このあたりから京都市の政策が狂ってきてきた。

・マイカー観光拒否宣言。マイカーでの来訪者には「快適で便利な観光は保障できない」
公共交通機関の利用を勧める。自転車道の整備・歩いて暮らせるまちの考え方→35年経ってもう一度見直そうというものである。

・自転車観光に関して
 レンタサイクルは昔からあった。
 京都は移動手段としての選択が少ないエリア。その中で自転車の使い方は大きく変わってきている。移動半径約3km→広域利用半径約10km、フットワークがよい。

・オリジナル自転車。「性能」「頑丈」「快適」「安全」

・入洛観光者の約50%が道路交通に不満を持っている。観光シーズンの京都駅のバス・タクシー待ちの大行列などや車の渋滞

・自転車観光の効果
 →交通渋滞回避、フットワーク、中距離移動に適す。交通対策、環境保全対策、健康促進対策、観光客の分散化、界隈経済の活性化、観光都市としての街づくりに大成功する

・自転車利用の問題点
 日本は自転車の価格が安い→使い捨て、駐輪問題につながる
 自転車問題は人災
 アンケート調査では 1走行環境 2駐輪環境 3案内表示 の順で課題

・駐輪場に関する活動
 京都仏教会、京都市駐車場公社、中心部商店街へのお願い

・駐輪の現状
 駐車場公社が観光駐車場に駐輪エリアを設けているが案内表示がない。とこに停めてよいのかわからない。街中では停めるところがない。駐車場公社で駐輪データを取ってもらいたい。

出町柳三条京阪など大きな駅では違法駐輪が多く、大きな駐輪場が必要

・ヨーロッパでは分散型で簡易駐輪器具が路上にある。→アムステルダム、ドイツ
日本では広島、つくばにある。京都では景観問題からいやがられる。
乱雑に放置されるよりはよい、またお金もあまりかからないので実施してほしい。

アムステルダムの大型駐輪場 4000台
自治体が建設して、民間が運営
駐輪場に自転車屋がある。レンタサイクルもある。3年後に黒字経営になった。

・走行問題 幅60cmや1m程度の歩道に自転車通行可の標識がある。
 烏丸通に2輪レーンがあるが、違法駐車があって自転車が自動車レーンにはみ出さなければならない。

・ヨーロッパの例
アムステルダム 歩行者レーン、自転車レーン、自動車レーンが分けられている。
ドイツトロイスベルグ 自動車道に強引に自転車レーンを作った。自転車は走りやすい、自動車はスピードダウンをしいられる。
コペンハーゲン 歩道、自転車レーン、バスレーン、自動車レーンが分か
れている。バスレーンが守られている。

・日本ではどうするか提案として、バスレーンを利用してはどうか。コペンハーゲンのバス運転手はプロだから問題ないとのこと。
 金沢での交通実験バスレーン利用 交通ルールを守る利用者が増えるなどの結果→本格実施へ
京都にもバスレーンがたくさんあるので利用してはどうか。

・自転車観光促進上の課題
走行環境、違法駐輪→自治体によるインフラ整備
これがクリアできればレンタサイクルなどを起爆剤としてさらなる観光都市になる。

■コアメンバーからの意見・提案[その2]
○金沢での事例が出たが、京都では市バスの運転手が反対するだろうし、バスレーン自体が専用レーンになっていない。
○自転車レーンを促進するために、交通の序列が必要。まず、身体障害者、歩行者、自転車、公共交通機関、商用車、最後に自家用車である。序列を認識する必要がある。
○自動車専用道路を烏丸通でという計画があった。違法駐車などで道がふさがってしまうなど問題はあるが、これはマナーの問題か物理的にクリアすべきなのか。
アステルダムの人から聞いた話だと、今の日本は25年前のアムステルダムと同じ。アムステルダムはどのように自転車先進都市になったか。それは駐車場を減らす、駐輪場を増やす、一方通行を増やすなど行った
○フランスでは大型レンタサイクルの普及など自転車利用が促進されている。違法駐車の罰金も高くなっている。日本もマイカーの交通序列を見直す必要がある。
○車道を1車線つぶして、自転車専用レーンにすれば、車の渋滞が起こるし、京都は車が走りにくいまちだということになる。大胆な発想も必要。
○自転車ユーザーとしては、1車線をつぶして、歩道半分自転車道半分とするのが理想である。
○供用できる道も必要。自転車でゆっくり走る人は、いきなり車道を走るのは怖い。
○段階的にいろんな実験をしていくことが必要であるし、最終的にどうあるかというイメージを持っておくことも必要。
○歩いている人の安全は絶対に必要であるし、スピードの速い自転車と歩いている人が同じところを一緒にというのは間違っている。どこを走ってもよいという道路交通法の改正は元にもどすべき。
○車道と歩道の間に自転車道を作るとしたら、公共交通機関と自転車はどっちが序列が上かが難しい。公共交通機関身体障害者も利用する。バス停留所は歩道に接している必要がある。自転車道がそこに割り込むのか。またはバスレーンの外に自転車道を作るのか。
○ヨーロッパは法を守る意識が強い。アムステルダムも25年かけて作り上げてきた。このプロセスが日本でも踏めるのか。これを京都から始めることはできる。
○自転車政策の3本柱 安全、取締、インフラ整備。公共交通と自転車の共存は確かに難しいが、ヨーロッパの例で、バスと自転車を共存させた場合、バス停の前後にバンフというコブを作って自転車の速度を落とさせるということをしている。
御池通のように道幅がひろいところにはラック式のコインパーキングを設けてはどうかと思う。
○レンタサイクル利用者なども駐輪場がどこにあるのかわからないし、町中いろんな場所に駐輪場を設けないといけない。レンタサイクルや自転車利用のニーズを高めるためにも必要である。
○駐輪場に自転車屋があるのはとても便利でよい。
○分散型の駐輪場で2段ラックにしても、上段にとめる人は少ないのではないか。簡易型の方がよいかもしれない。
御池通の自転車用のレーンが示されているが、あまり知られていない。色分けや表示などわかりやすいほうがよい。
○車道をつぶして自転車道にということであるが、そうなると車道がタクシーの客待ちなどであふれるかもしれない。共存ということであれば、タクシーの客待ち場所なども考えていく必要がある。
○全ての人が自転車に乗れるわけではないので、観光のまち京都として、どんな人にとっても来やすいまちにしていく必要がある。
ニューヨーク市長の例、落書きを徹底的に消すことで、落書きがなくなり、犯罪率も低下した。モデルとしてどこか2箇所くらいで徹底して実験を行い、効果が現れてくると一気に広まっていく。その中で出てきた意見を反映させていけばよい。アムステルダムの成功例も、どこかで突破口があったのではないか。

第2回セッションのダイジェスト(1)

少し遅くなりましたが、第2回セッションのプレゼン&意見交換の概要をご報告します(少々長くなるので、2回に分けて報告します。

●日時 平成20年7月22日(火)午後2時30分〜4時30分
●場所 ゼスト御池河原町広場マルチビジョン前
●参加者【コアメンバー
  赤城夫婦(作家)
  岩崎 万季(立命館大学政策科学部4年)
  多賀 一雄(特定非営利活動法人自転車活用推進研究会理事)
  谷本 新(店舗企画・広報・コンサルタント
  山田 章博(有限会社市民空間きょうと代表)
【プレゼンテーション】
  村上 理昭(京都大学大学院工学研究科博士前期課程1年)
       「町並みのパズルピース  −京都分散型駐輪システムー」
  多賀 一雄(NPO法人自転車環境推進研究会理事)
       「観光から見た京都の自転車環境」
京都市
  山崎 一樹(京都市副市長)
  二木 久雄(京都市建設局土木管理部担当部長)
  横木 孝司(京都市建設局自転車政策課長)

■「町並みのパズルピース ―分散型駐輪システムー」プレゼンテーション 
・京都というまちは・・・
 時を超え光り輝く千年の都、長い歴史の中かで育まれてきた文化。守られてきた美しい山々への眺望、数多くの寺院、巧みな意匠の庭園

・50年後、100年後も光り輝く京都を目指して、京都がいつまでも京都らしくあるために。京都らしいとはどういうことか。京都にふさわしい駐輪場とはどんなものか

・寺町臨時自転車駐車場、先斗町自転車駐車場、富小路六角自転車駐車場。駐輪場があるのにまち中には大量に放置された自転車がある。

・放置自転車はなぜ減らないか?  →現在の駐輪場は京都にふさわしくないのかも?

・京都にふさわしい駐輪場。まちにとって、ひとにとって 2つの面から

・京都のまちにふさわしい駐輪場
 狭い路地、小さなものが密集している、核施設がない、面として広がった構造
  →大きな駐輪場よりも小さい分散した駐輪場

・京都のひとにふさわしい駐輪場
  →使いやすい、近距離の移動に最適、身軽、思い思いに行動可能、爽快感

・目的地は人それぞれ
  一極集中型でなく分散型が使いやすい。また景観にも配慮が必要。
  →京都にふさわしい駐車場

・まち中に点在するコインパーキング
   コインパーキング、放置自転車どちらも市街地に均一に分散している。

・景観への配慮。連続的な町並みに不自然な隙間を創り出している。景観への配慮がない。

・コインパーキングを作るときにどうするか。
  →町並みのパズルピース

・建物のはさまったところにパズルピースのようにはめ込む。

・コインパーキングの、道路の面した部分の景観に配慮したもの。
  →コインパーキングの道路に面した2台分くらいを駐輪場に変える。
  →両隣と連続性を持たせる。
  →壁面をそろえる。

・駐輪施設の構造
 ① 「ヒ」の字型ユニット 駐車スペース2台分で自転車40台分が収容できる。
 ② 簡易的な構造、移転が容易
 ③ 格子で中が見える、中の死角をなくす、夜道を照らす。

・効果
 田の字地区のコイン駐車場数170箇所
 6800台分の駐輪スペースを確保

・京都らしい町並みの保存、京都らしい暮らしの活性化
  →自転車のほうが便利である。まち全体が自転車の使いやすいまちに

■コアメンバーからの意見・提案[その1]
○小規模駐輪場1件当たり350万〜400万円くらいの建設経費。
 最初の1時間を無料にして、4〜5年から10年くらいで建設費のもとがとれる。
○おしゃれな駐輪場があってもよい。わざわざそこまで行って停めたくなるような駐輪場はどのようなものか。
○カフェをしている知人の店の前の町家がコインパーキングに変わって景色が悪くなった。コインパーキングは便利だが景観が悪くなる。京都らしいものになるならありがたい。
○京都らしいものができるなら地域の商業や町内で投資してもらってはどうか。
○コインパーキングを駐輪場に転換するには、インセンティブを働かせることが必要。補助金や固定資産税の減免など。
○市で大きな駐輪場、民間で路上の駐輪場、コインパーキングなどユーザーのニーズに応えられる駐輪場が必要
○ユーザー特性(長時間・短時間利用、利用時間、料金などユーザーのTPOなど)を考えてはどうか。
○6800台の駐輪スペース確保について、平成18年では都心部で4200〜4300台の放置自転車があったが、今は減ってきて3000台くらい。
助成金による駐輪場整備、京都市で設置、附置義務による設置などで駐輪場を整備していくが、3000台はカバーできるので、ある程度の余裕はある。

第2回セッション開催

 大暑の本日、第2回目となるセッションを開催しました。今回のプレゼンターは、以下の通りです。

京都大学  「町並みのパズルピース ―京都分散型駐輪システムー」
多賀一雄  「観光から見た京都の自転車環境改善&交通問題改善」

 今回は「駐輪場」「観光のツールとしての自転車」「走行環境」というキーワードでプレゼン&意見交換を行いました。

 なお、第1回・第2回のプレゼンターの資料については、間もなくご覧いただけるように整備する予定です!

第1回開催時に寄せられたアンケート

 第1回自転車・京都街角セッション(6月25日開催)で行いましたアンケート結果のうち、自由意見で寄せられた内容をご報告いたします。
 詳細は、第2回(7月22日(火)午後2時半〜)の冒頭でもご報告予定です。

Q4 本セッションの感想をお聞かせください
≪セッション自体について≫
・大変よい催しと思う。
京都市さんが自ら自転車利用促進のイベントを開催されるのはすばらしいことだと思います。
・街角で行うことはすばらしかった。他の会議もこのようにやってほしい。
・いろんな立場の方が参加し,ざっくばらんな意見を出し合う貴重な機会だと思いました。
・極めて有意義。よいアイデアを聞いた。

≪セッションの討議内容について≫
・いろんな視点からの意見が聞けて参考になった。
・大変面白かったです。自転車が快適に乗れる環境づくりにつながることを願っています。
・「自転車がよく似合う街」実現を楽しみにしております。
山科区の住民です。地下鉄と自転車を使用するより車を利用する方が便利だという理由で,車を使用している現状です。これから,このセッションに注目しつつ自らの交通手段を見直していきたく思います。具体的に考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。

立命館大学学生のプレゼンテーションについて≫
・学生さんはよく調べられていると感じた。
・学生さんがよく勉強されていて驚きました。

≪セッションへの要望≫
・コアメンバーへの配付資料を傍聴者にも配付してほしい。
・会議レジュメ(メンバー配付用)をホームページで公開してほしい。(半年もやるなら前半の内容を忘れてしまう。)
・車派の人も入れたセッションにしてほしい。
・自転車ユーザーのパネラーが多い。非ユーザーの方ももっと入れた意見が聞きたい。
・聴衆にも意見を言わせてほしい。

≪その他意見≫
・交通事故を減らすこと,自転車道寺町通)の早期着工をしてください。
・セッションには警察関係者が出席していないように思うが,その関係の人に言いたい,聞きたいことがある。
・自転車自体の問題なのか,又は自転車を使う人の問題なのか,はたまた,自転車と利用者以外の人の問題なのかということがわかりにくかったです。
・放置する人は自転車に対する愛がないという意見があったが,放置自転車の大半は盗難自転車らしい。

Q5 その他,お気づきになったこと,自転車利用に関する提案など  
≪駐輪場整備について≫
・店屋に来る客の放置自転車で通行の邪魔になっている。自転車用駐車場を置く市の規則でも作ってくださればよいと思う。
・店を建てる場合,駐輪場を作る法律を作るなどしたらいいと思う。
・市内に多数あるコインパーキングを駐輪が多い地域で,駐輪場併設,新設の働きかけ(補助金案内も含めて)をして展開すれば,手軽に対策が打てる。
・民間参入の展開をする。
・鴨川の土手に駐輪場を作ってはどうか。料金を取って。
・無料で誰もが気軽に止められる駐輪場があればいい。
・駐輪場の案内の看板を出してほしい。どこに止めたらいいかわからないため。
・駐輪場を京都中の地図に入れてくださると計算して出かけられます。

  ≪走行環境について≫
・南区の方では,歩道に自転車→のマークがついている所があり,安心して走れます。他の所でも作って欲しいと願っています。
・京都は区画整備された複数の道路があるので,車,自転車,歩行者専用の通りにしてみてはどうか。(例えば,〜通は歩行者のみなど)
・市内の大きい交差点は車用に作られているので,自転車が渡るときに,次の離れた信号まで行かなければ渡れない所が多くあります。
・市会議員,府議会議員,市職員も職場まで月1〜2回自転車通勤すると,どれ位自転車で走りにくいか理解できるはず。

≪マナーについて≫
・自転車に乗る人もマナーを義務付けたら安全に走れます。マニュアルが欲しい。怖い目にたくさん会っています。
・自転車の乗り方,走り方のマナーがあるのかないのか,各自まちまちの判断で乗っていると思う。やはりちゃんとしたルールを明確にしてほしい。
・違反走行車について過去何度となく交番に行ったのに,見てみぬふりの警官が多すぎる。二人乗り,三人乗り,無灯火,逆走(左側通行の),ハンドルに傘を付けている。違反取締りを厳しくするように。
・自分が持っている自転車に対する責任意識がない。小学校で先生が子供に教育すべきである。

≪自転車撤去について≫
・放置されている自転車を,回収即廃棄するのはモノの無駄遣いになる。
・路上駐輪自転車は原則,即時廃棄すべきだと思う。
・撤去した自転車はすぐに売却すべきである。
・駐輪場が満車状態でその付近で撤去をしているのは納得がいかない。(出町柳駅
・撤去自転車保管手数料をこれ以上値上げすると,引き取りに来る人がもっと少なくなる。(自転車が安すぎるため)

≪自転車推奨≫
・京都においては,公共車両以外は基本的に自転車で移動すべきだ。至る所に歴史的旧跡があるので車だと見落としてしまう。また,京都はゆっくり時間が流れていくのが合っていると思う。健康にもエコにもたいへんよいと思う。
・車中心の発想の転換
・走りやすいスポーツ車を,もっとみんなが乗ればいいと思う。

≪レンタサイクル≫
自転車駐輪スペースを作るよりも,例えば,1台の自転車を複数の人が利用するシステムとかを導入してはどうか。

≪ユーザー調査≫
・誰が,何のために放置しているのかデータが知りたい。
・京大塩瀬氏が指摘した駐輪する人のプロファイリングを進めてほしい。
・なぜ人が自転車をそこに止めるかを,もっとつっこんだ考察をすれば,対策の糸口が見えると思います。

≪その他意見≫
道路交通法で自転車ユーザーの位置付けをはっきりしていただきたい。
・歩行者,自転車,自動車の優先順位をつける。
・長期放置自転車の中には盗まれたものも多くあると思いますが,持ち主に返っているのでしょうか。

第2回の日程変更につきまして

 第2回セッションのご案内を「7月25日」とお知らせしておりましたが、都合により以下の日程に変更させていただきます。

 次回も是非ご参加下さい!

■第2回 平成20年7月22日(火)午後2時半〜

場所:ゼスト御池 河原町広場

京都大学   「町並みのパズルピース ―京都分散型駐輪システムー」
多賀 一雄  「観光から見た京都の自転車環境改善&交通問題改善」